哲本哲思

読者の方々にあらゆる情報をお伝えいたします。

私的代々木ゼミナール論

連投企画3日目(通算31登板目)

本日のお品書き

  1. 校風
  2. 講師について
  3. ビジネス視点から見た代々木ゼミナール
  4. かつての代々木ゼミナール
  5. 単科講座の良さ

今日は代々木ゼミナール(以下代ゼミ)について書いていこうと思う。実はというと、私は代ゼミの講義を取っている。細かく言えば代ゼミ生ではない。代ゼミサテライン生であり、映像授業を見ている。ちなみに、世界史の佐藤幸夫講師、古典の漆原慎太郎講師の講座を取っている。興味だけで言えば取りたい講座はたくさんある。それは、単に受験の為というより今後の教員生活の為と言ってもいいだろうし、予備校講師の授業とは何?と言う疑問に答えを見つけたいからでもある。受けてみたい講座は、英語であれば、富田一彦講師や佐藤ヒロシ講師、妹尾真則講師、そして、大本命、仲本浩喜講師である。仲本浩喜講師に期待しているというか、思い入れがある理由はなんと言っても元駿台予備学校のトップ講師であり、Twitter等の発言から見ても、所謂構文主義(批判の意は無い)的な授業をされるからである。現代文で言えば酒井敏行講師や笹井厚志講師の講座を受けてみたい。本文の意味内容をいかにに取るかと言うところに注目して見てみたい。社会人になれば勉強がてら講座を取ってみようと思う。

つい前置きが長くなってしまったが、それでは、先に書いたお品書きに沿って話を進めていくことにする。

1.校風

やはり、現在の代ゼミは予備校業界の縮小の風をもろに受け学生の数が減少し少人数指導と化してしまっている。これを良い面と捉えることもできるだろう。中には個別指導と言っている講師の方もいて講師との距離も近く他の予備校には無い良さなのかもしれない。

2.講師について

講師は縮小されている予備校業界においても有名な講師の方も多く他予備校から移籍してこられた講師の方もいる。ただ、授業のスタイルで言えば堅苦しいものではなくあくまでも受験という感じで講義をされている印象。映像をされている講師の方はどの方も有名なので特に心配する点はないように思う。むしろ単科で取れる代ゼミは講師を選べる点で良いように思う。

3.ビジネス視点から見た代々木ゼミナール

ビジネスの視点から見ればおそらく失敗はしていないように思う。なぜなら、確かに校舎の閉鎖などあったが、代ゼミにはサテラインという武器を持っている。提携先の塾などに授業を売っているということだ。教育格差がある地方においても重宝されることは間違いない。どの予備校もやっていないサテラインというコンテンツは主力になっていくのかもしれない。

4.かつての代々木ゼミナール

何と言っても3大予備校の一角を担う予備校であった。勢いがあったのだろう。また、駅前に校舎を構えるほどで資金的に余裕があったに違いない。なんとなくではあるが一番勢いのあった予備校ではないかと思っている。

5.単科講座の良さ

代ゼミは学費が安くつく傾向にある。それは、単科講座の存在である。1科目から取ることができ時間を有効活用できるし資金的に厳しい人でも通い安いだろう。好きな講師を選びそして受講する。他の予備校では講師は決まっていることが多いため貴重な存在である。講座の数も豊富で充実している。

 

次回は「私的河合塾論」