哲本哲思

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エッセイ(1)お笑い芸人

時に、不可能と思いながらも脳裏に浮かぶ夢や自分の姿を想像してしまうことはないだろうか?それが、私の場合は、「芸人」だった。

 

芸人になることはおそらく、いや、万が一、いや、億に一もないのだが、テレビやyoutubeを通して芸人の活躍を見るとなんだか憧れる。とりわけ、憧れるのは漫才やコントをしている姿だ。

 

では、なぜ私が漫才やコントをする芸人に惹かれるのか?

 

それは、前回に繋がるところではあるが、聴衆を笑顔にしているからだ。聴衆を笑顔にさせることが、まさに、芸人の仕事だ。そんな仕事に憧れる。

 

あるフレーズを聞き、あるコントを見るだけで笑顔になる。どんなにマイナスな感情だろうと関係ない。どんなに、救われたことか。

 

そこで、私は芸人にはなれないが、「芸人」になりきっている。傍から見れば痛いやつに見えるかもしれないが、会話の相手を笑顔にしたい、その一心でボケやツッコミに日常会話で挑戦する。もちろん、スベることも多いが、極たまに、笑い誘い、笑い声が出ることが私にも来る。その一瞬が何よりも嬉しい。何にも変えがたい快感である。

 

「芸人」になりきることを今後も続けるつもりだ。素人ながらも、芸人のネタからインスパイアを受けながら笑いのセンスを磨いていこうと思う。

 

目の前に現れる笑顔の為に。