哲本哲思

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エッセイ(2)言葉の力

言葉には力がある。つくづくそう思うのである。特に、最近。それは、人との繋がりがかつてとは比べ物にならないほど激減したこの状況だからかもしれない。見知らぬ人のある言葉、ふとかけられたその言葉に助けられ、勇気づけられ、もう一歩頑張ってみようと思うことがよくあるのだ。そして、それは、自分だけではないはずだ、と思い伝えるようにしている。

 

コンビニでの店員の方へのお礼。飲食店での店員の方へのお礼。声をかけてくれる友達へのお礼。感謝が中心ではあるが伝えるようにしている。

 

このような感謝を伝えることを意識してするようになったのはある友達が言っていたことも影響している。こう言っていた。「バイトして思ったけどお礼言われたら嬉しい」この言葉がどうも自分の中に鮮烈な感じを残した。学校や両親に当たり前に教えられたことを思い出させてくれた。

 

また、こんな例もある。「私は、どんなに不可能と言われても挑戦する。ただ、挑戦したいから」このような文章をふと見た。誰とも知らぬ人の文章である。なぜかは、わからないが背中を押された。

 

言葉には力がある。使い方次第で誰かを助けることができる。しかし、反対に傷つけることもできてしまうのだ。もちろん、この読者の方には前者を目指してもらいたいのである。

 

私も人を勇気づけられたり、心の拠り所になれる文章を書きたい。

 

次回に続く。