哲本哲思

読者の方々にあらゆる情報をお伝えいたします。

2021-01-01から1年間の記事一覧

第六回 私は最強

脳内、私は最強である。現実という言葉が脳内での出来事に使われたなら、と仮定したくなる。 現実という言葉は、一般的に、眼前で繰り広げられた事象のこと、のような意味でつかわれているように思われる。ここで一つの問いを立ててみたいと思う。眼前で繰り…

第五回 私的文学論

「私的文学論」とうるさく、仰々しい題をつけたわけであるが、そこまで深くには立ち入らないし、そこまで体系的な「私的文学論」があるわけではない。表面的ではあるが、最近の論考をまとめていくことにしたい。 この一つの命題について私的な文学論を展開し…

第四回 軽い恋愛談義みたいになってしまって

私は、森見の作品を過去、一作品だけ読んだことがある。『太陽の塔』。森見の評判、本の帯を見るにかなり高い評価がされている作品なのだと胸を躍らせて手に取った。しかし、どうも好きになれなかった。結末が好きになれなかった。というのが正直な感想であ…

第三回 奇妙な文章

最近、ブログを再開。ありがとうございます。「別人か」。でも、「たまに現れるなー。表のテイスト」となるかも。そんなことはさておき、まじめにやるのもさておき、書きたい話題も一つ残してさておき。一つの話を書こう。別人格?今後そんな話題、出できや…

第二回 未知なる憧れの場所

文章の最後に「私的ギャンブル論」という大学の講義を開けそうな私論が入り込んでいいる。 全1115字。 今日が記念すべき第一回。そこは、中学の頃からのめりこんだ「遊戯」の通が通い詰める場所なのである。ただ、さらなる通はそこを利用しないと聞いた。マ…

第一回 ミスチル、夜にふと聴きたくなると同時に

全1295文字 ミスチルの曲を聴く。 聴きたくなる。それも夜。何もすることが無くなったときに。現に今聴いている。聴いてはしみじみする趣味なんです。いろんな意味で寂しい夜に。時に、寂しさを煽ってくる。「寂しい」なんて言葉、昔は嫌いだっただろうに。…

エッセイ:あまりにも主観的だったなという話。

自分からの視点で見たもの即一般論ではない。当たり前のことであり、理解も容易である。しかし、この事実、原則に気付き、理解していながらも、その事実、原則に反した言動を取ってしまうことがよくある。私自身にも当てはまるし、読者の方の中にも心当たり…

英語はどのように勉強すればいいのか

やっぱりこのブログの大本命である英語の話をしたいと思います。 私は、大学生で、やはり大学生といえばTOEICみたいなところが有りますよね。だから、やっぱり、TOEICに向けて対策していかなあかんなーと思っている今日このごろです。 でも、TOEIC対策をしよ…

大学で学んだ文学の読み方の

ある講義で、文学についての読み方を学んだ。その講義は、主には創作についての講義であるが、その時は読み方についての講義であった。 講義スタイルの話に少し脱線しようと思う。ガチガチにレジュメに沿った計画的で秩序だった講義は、個人的には好かない。…

選書について

時間が有限であることは誰の目にも明らかである。ただ、「目にも明らか」であるかは議論の余地はあるかもしれないのだが…。時間を目に見える対象とは捉えないので、「目にも明らか」というのは、少々強引な表現なのかもしれない。時間は有限であることは間違…

英語学習(0日目)

今日から英語学習を再開しようと思い立った。それも、朝6時に起床したその直後に。今日はなぜか目覚めが良かったし、「二度寝したら負け」といつものように自分に念じた結果、睡魔に負けることはなかった。そんなこんなあって、なぜか、ふと、英語学習を始め…

エッセイ(5)記憶か身体か

このような状況を想像してみてほしい。 自分には付き合っている人がいる。見た目は自分好みで、性格もよく、隣りにいると雰囲気もなごむ。しかし、ある日その人は事故で記憶を失った。自分との過去の記憶や彼女自身の記憶すべてを。 ここで、彼女についてふ…

受験について

現代文や英語長文を解くことは何を求められているのか。現代文や英語長文で正解を得ようと思えばもちろん設問に忠実に答える必要がある。暴論を言ってしまえば別に内容が理解できていなくてもその設問が分かればいい訳である。 入試は問題に正解することが前…

エッセイ(4)小さな戦い?いえいえ、決死の覚悟で挑んでいるのです

その時はいつも何の前触れもなく突然にやってくるのである。きっかけがあるとしてもそれは遠くでかすかに聞こえる「音」だけである。 私は、”そいつ”が前方からやってくるのを見るやいなや、何倍もの重力を感じ、天気すらも漆黒で嵐の前触れのような様子に変…

エッセイ(3)雪も雪とて気まぐれに我々のもとに降ってくるのではない

雪もまた自然の摂理と、ある種契約を結んだ上で我々の前に舞い降りてくるのだ。水蒸気が大気中の塵とくっついて降りてくるただそれだけのことではあるが。 そして、彼らは任務を全うしてゆく。時には暑さに耐え何重もの層となり一致団結し、見るものを魅了し…

エッセイ(2)言葉の力

言葉には力がある。つくづくそう思うのである。特に、最近。それは、人との繋がりがかつてとは比べ物にならないほど激減したこの状況だからかもしれない。見知らぬ人のある言葉、ふとかけられたその言葉に助けられ、勇気づけられ、もう一歩頑張ってみようと…

エッセイ(1)お笑い芸人

時に、不可能と思いながらも脳裏に浮かぶ夢や自分の姿を想像してしまうことはないだろうか?それが、私の場合は、「芸人」だった。 芸人になることはおそらく、いや、万が一、いや、億に一もないのだが、テレビやyoutubeを通して芸人の活躍を見るとなんだか…

受験結果のご報告と今後の活動予定

今回の受験での結果を報告したいと思います。 単刀直入に言うと「失敗」と言えます。第一志望には合格できなかった。周りの人はほとんどの人が良かったと言ってくれたが、自分としては失敗だと感じている。ただ、納得していないわけではない。自分のこの一年…